1.発注予算(実行予算)を作成する
STEP4では、お客様と合意に達し晴れて契約となりました。さあいよいよ現場が動き出します。着工に向けて関係者との打合せや提出書類など準備作業が目白押しです。今回のブログSTEP5では準備作業の中でも重要な予算を組んで発注するまでの方法を解説します。
建設業においてプロジェクト全体が長期にわたることは決して珍しい事ではありません。見積から契約までの期間が長期間になると資材等の単価にも変動があるかもしれませんので、見積内容をベースにしつつも改めて予算組することが大変重要です。
2.取引先へ発注書を送付する(発注の処理)
前章で予算組が完成しました。この章では発注に対して上席の承認を受けて発注書を送付してシステム上で完了処理する手順をご案内します。
予算組については、全体を俯瞰して確認しバランスを保つためにも一度にまとまって作成していただく事をお勧めしますが、実際の発注作業はプロジェクトの進捗に合わせて行われることが一般的です。担当者の方が発注書を作成しても実際にそれを送付するまでは協力取引先との契約は成立しませんので、社内の業務フローを十分にご検討いただき運用を決定してください。
3.支払の処理(取引先からの請求に対しての処理)
発注書を発送して取引先(サプライヤー)との契約が完了しました。ここでは発注した工事に対する請求が来た場合に行っていただく出金処理に関しての解説です。